犬と王様

(2009.06.29) 日

日が変わってもたよー(;´Д`)


注意 ちょっと物理的に怖い話をしてます
嫌なひとは下のそんなわけで まですくろーる

昨日(感覚的にはまだ今日だ)は、
すっこーんと失念していた憲法9条を守る会の総会と
ふるさときゃらばんの「地震カミナリ火事オヤジ」にでかけておりました

守る会は、ピアノ演奏会と一宮の真宗のおっさん、大東仁さんの講演
(オッサンではなく、「お」にアクセントでここいらのおっしょさんの方言)
大学時代の体験も交えて「平等」の意識が結局平和活動につながるんじゃないかなって話

講演の中に出た話のだいたいを日本鬼子(リーベンクイズ)という映画で聞いて知っていたにしても、
その現場跡を目の当たりにした人の衝撃っていうのは、やっぱり計り知れず
731部隊の映画も、香港製作で生々しいのがあるっていうのを、今日初めて知ったしね

生理的に受け付けられない事実はどうしようもない

って大東さんの言葉のとおり、ちょっと人体実験の再現は動画じゃ見れる気がしません
見たとしても、絶対「大人のトラウマ」になる(-_-;)
日本人もやってたんですよ 中国の人たちを「丸太」と呼んでね
やってたんです 刀の貫通実験とか、生きたまま
モノのように人の命を扱っていた過去がある

その事実を知った本を、最後まで読みきれなかった
丸太という単語もオイラにとってトラウマになった
シンドラーのリストを見てから、建物から一本立ち上る煙とか
幾筋もの人の行列が、ひとつの建物に吸い込まれていくのが怖くなった
あぁいう感じ

事実として知ってはいて、内容も聞いて資料で見て知識としては知ってはいた人が
日本が聖戦の名の下に犯した侵略の過去の遺跡を目の当たりにした体験から、
自分の宗教感が広がっていったそんな話を伺ってきました
知ってるだけじゃ、ダメなんだよってことなんだよな
溜め込んでるだけじゃ、役には立たないもんな…

その衝撃から1時間の後にファミリーミュージカルってどんな組み合わせよ(笑)

そんなわけで


地震カミナリ火事オヤジを見てきました
ふるさときゃらばん制作の、消防団ミュージカルです

火事、山狩り、地震救済、女性消防団と相変わらず盛りだくさんの内容を、きゅっと凝縮した2時間でした
帰りがけ、出口ですれ違ったお父さんが
「消防団体験したことがないヤツにはわからんかもしれんけどな、
 オレ、消防団やってたからな、すげーわかった。
 すげー感動した」
って駐車場を出ても、奥さんに繰り返し繰り返し聞かせていたのが印象的でした

じいちゃんの第二の青春、結婚相談所経由のお見合い再婚、田舎暮らしのあこがれとか、
そういうところをほんとに上手についてくる劇団でございます
何気ない生活の中にある幸せを、さらっと歌に乗せてくれるので、
ほんとに何でもないところで、泣かされるんですよ

それに今日は、出口で谷内さん(小山田さんと並んで歴代お父さん役な方)と握手できたしなー!
大塚さんとも握手できたしなー!!
中学の頃、初めて見た時からファンなんだよ! 谷内さんと小山田さん!!
そんなわけで今日はもりだくさんに嬉しい日でもあったのでした(笑)



自分の生き方もちょっと考えた
伝えるって、なんなんだろうな


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